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特定調停による方法も任意による整理と同じようにそれぞれお金の貸し手に対しての借金

Posted On 3月 30, 2018 at 3:20 pm by / 特定調停による方法も任意による整理と同じようにそれぞれお金の貸し手に対しての借金 はコメントを受け付けていません。

特定調停による方法も任意による整理と同じようにそれぞれお金の貸し手に対しての借金の支払いを続けることを前もって決めた債務整理の手順のことです。

他の表現でいうなら裁判所における負債整理と考えることができます。

特定調停も任意整理による解決とほぼ同じく、破産手続きと異なり一部分のお金のみを整理することができますので、他に保証人が関与している契約を別として検討する際や住宅ローンの分以外について手続きをしていく際なども適用することが可能になりますし、資産を放棄してしまう必要がないためクルマや土地などの自分名義の資産を持っているけれど放棄したくない場合にも有力な選択肢になる借金整理の方法です。

しかし、手順を踏んだ後の返済に必要な額と現実として可能な給与等の収入をかんがみて適度に返済の目処が立てられるようならばこの方法で方法を選択するほうが良いといえますが、自己破産手続きと違って借金そのものが消滅するという意味ではありませんので借金の額が大きいような場合は現実には特定調停による方法を取るのは困難になるということになるでしょう。

また、特定調停による解決は公的機関が介入することになりますので弁護士事務所などに依頼しなくても不利な立場に立たされるようなことはないことや、諸経費を圧縮できるという点はありますが、催促に対して債務者自らが対応していくことになる点に加え裁判所に出頭する必要があるというような要素もあります。

さらには、任意整理との比較になりますが調停にて解決できないような際は金利をそのままの額で振り込んでいく必要があるという点や結果としては貸方に対し返済するお金が任意整理による解決と比べて増える傾向があるといったデメリットもあります。